二つの物体の間に働く引力。距離の2乗に反比例する。
- 万有引力
- 万有引力定数
- 二物体の質量
- 物体間の距離
回転運動をしている物体が見かけ上受ける、外向きの力。
- 遠心力
- 物体の質量
- 回転半径
- 角速度
地震波速度の違いから地殻の厚さを推定する式。
- 地殻の厚さ
- 震央距離
- 地殻内のP波速度
- マントル内のP波速度
熱伝導による熱の移動量を記述する法則。
- 熱流束密度
- 熱伝導率
- 温度勾配
地震の初期微動継続時間から震源までの距離を求める経験式。
- 震源距離 (km)
- 初期微動継続時間 (s)
- 大森係数 (約8 km/s)
放射性同位体が崩壊し、元の数の半分になるまでにかかる時間。
- 時間t後の原子数
- 初期の原子数
- 経過時間
- 半減期
高度による気圧の減少を示す指数関数的な関係式。
- 高度hでの気圧
- 地表での気圧
- 空気の分子量
- 重力加速度
- 高度
- 気体定数
- 温度 (K)
飽和水蒸気圧を温度から計算する経験式。
- 飽和水蒸気圧 (hPa)
- 気温 (°C)
蒸気圧の温度依存性を示す熱力学の式。
- 温度T_1, T_2での蒸気圧
- 潜熱
- 水蒸気の気体定数
- 絶対温度 (K)
物質の温度変化に伴う熱エネルギーの移動量。
- 顕熱量 (J)
- 質量 (kg)
- 比熱 (J/(kg·K))
- 温度変化 (K または °C)
地球全体が受け取る太陽放射エネルギーの総量。
- 受け取る総エネルギー (W)
- 太陽定数 (約1361 W/m²)
- 地球の半径
地球表面の単位面積が平均して受け取る太陽放射量。
- 太陽定数 (約1361 W/m²)
地球のアルベド(反射率)を考慮した実際の吸収エネルギー。
- 太陽定数
- アルベド (約0.3)
気圧傾度力とコリオリ力が釣り合った風の速さ。
- 地衡風の速さ
- 大気密度
- コリオリパラメータ
- 気圧傾度
等圧面の傾きから地衡風を求める式。
- 地衡風の速さ
- 重力加速度
- コリオリパラメータ
- 等圧面の傾き
緯度によって変化するコリオリ力の強さを示すパラメータ。
- コリオリパラメータ
- 地球の自転角速度 (約7.29×10⁻⁵ rad/s)
- 緯度
気圧差によって空気を動かす力。
- 気圧傾度力
- 大気密度
- 気圧の水平勾配
空気塊が山を越える際の温度変化を示す式。
- 高度での温度
- 乾燥断熱減率 (約0.98°C/100m)
- 高度変化
TS図上で密度が一定となる線の傾き。
- 等密度線の傾き
- 熱膨張率
- 塩分収縮率
波の速度、波長、周期の関係を示す基本式。
- 波の速度
- 波長
- 周期
- 振動数 (f=1/T)
海洋波の速度が水深と波長によって決まることを示す式。
- 波の速度
- 波長
- 水深
- 重力加速度
水深が波長より十分深い場合の波速。
- 波の速度
- 波長
- 重力加速度
水深が波長より十分浅い場合の波速(津波など)。
- 波の速度
- 水深
- 重力加速度
単位面積あたりの波のエネルギー密度。
- エネルギー密度 (J/m²)
- 海水密度
- 重力加速度
- 波高
波が崩れる限界の条件。
- 波高
- 水深
風によって駆動される海洋表層の質量輸送。
- エクマン輸送量
- 海水密度
- コリオリパラメータ
- 風応力
天体が地球に及ぼす潮汐力の強さ。距離の3乗に反比例。
- 潮汐力
- 天体の質量
- 天体と地球の距離
ある領域の水の貯留量の時間変化。
- 貯水量の変化率
- 降水量
- 蒸発量
- 流出量
風速と飽和不足量から蒸発量を推定する式。
- 蒸発量
- 風速の関数
- 飽和水蒸気圧
- 実際の水蒸気圧
物質が熱を蓄えやすさを示す指標。都市ヒートアイランドの要因。
- 密度
- 比熱
- 熱伝導率
地球の自転軸の歳差運動を引き起こすトルク。
- トルク
- 角運動量
- 歳差角速度
恒星までの距離をパーセクで表す基本式。
- 距離 (パーセク)
- 年周視差角 (秒角)
地球の公転運動による恒星の見かけの位置のずれ。
- 光行差角
- 地球の公転速度 (約29.8 km/s)
- 光速
二つの天体が同じ相対位置に戻るまでの周期。
- 会合周期
- 各天体の公転周期
惑星は太陽を一つの焦点とする楕円軌道を描く。
- 太陽からの距離
- 軌道長半径
- 離心率
- 真近点角
惑星と太陽を結ぶ線分が単位時間に掃く面積は一定。
- 面積速度
- 太陽からの距離
- 角速度
公転周期の2乗は軌道長半径の3乗に比例する。
- 公転周期
- 軌道長半径
- 万有引力定数
- 太陽の質量
天体の見かけの大きさ(角度)を求める近似式。
- 視直径 (ラジアン)
- 天体の実際の直径
- 天体までの距離
地上の核融合炉で研究される主要な反応。
- 重水素
- 三重水素
- ヘリウム
- 中性子
質量とエネルギーの等価性を示すアインシュタインの式。
- エネルギー
- 質量
- 光速
核融合を持続させるために必要な条件。
- プラズマ密度
- エネルギー閉じ込め時間
- プラズマ温度
等級差と明るさの比の関係。
- 天体の明るさ
- 見かけの等級
明るさの比から等級を求める式。
- 求める等級
- 明るさの比
見かけの等級と絶対等級から距離を求める式。
- 見かけの等級
- 絶対等級
- 距離 (パーセク)
黒体が最も強く放射する波長と温度の関係。
- 最大放射波長
- ウィーンの変位定数 (約2.898×10⁻³ m·K)
- 絶対温度 (K)
黒体が放射する全エネルギー量は温度の4乗に比例する。
- 放射発散度 (W/m²)
- シュテファン・ボルツマン定数
- 絶対温度 (K)
黒体放射のスペクトル分布を完全に記述する式。
- 放射輝度
- プランク定数
- 光速
- ボルツマン定数
恒星が放出する全エネルギー量。半径の2乗と温度の4乗に比例。
- 光度 (W)
- 恒星の半径
- シュテファン・ボルツマン定数
- 有効温度 (K)
太陽を基準とした恒星の光度比較式。
- 太陽光度に対する比
- 太陽半径に対する比
- 太陽温度に対する比
連星の周期から二つの星の質量の和を求める式。
- 公転周期
- 二つの恒星の質量
- 平均距離
- 万有引力定数
連星系の重心の法則。質量比は距離の逆比。
- 恒星の質量
- 重心からの距離
天体の視線速度によるスペクトル線の波長シフト。
- 波長のずれ
- 元の波長
- 視線速度
- 光速
恒星の質量から主系列段階の寿命を推定する式(太陽質量単位)。
- 寿命 (年)
- 質量 (太陽質量単位)
主系列星の光度は質量の約3.5乗に比例する。
- 光度
- 質量
ニュートリノの種類が飛行中に変化する確率。
- 振動確率
- 混合角
- 質量の2乗の差
- 飛行距離
- エネルギー
相対論的粒子のエネルギーと運動量の関係。
- 全エネルギー
- 運動量
- 静止質量
- 光速
変光周期から絶対等級を推定し、距離測定に利用する。
- 絶対等級
- 変光周期 (日)
- 経験的定数
脈動変光星の周期は平均密度に関係する。
- 脈動周期
- 平均密度
銀河内の天体の回転速度から内側の質量を推定する式。
- 回転速度
- 距離r内の総質量
- 銀河中心からの距離
- 万有引力定数
銀河の光度と最大回転速度の経験的関係(n≈4)。
- 銀河の光度
- 最大回転速度
- 指数 (約3-4)
観測される回転速度を説明するための総質量の分解。
- 総質量
- 可視物質の質量
- ダークマターの質量
宇宙の膨張速度を記述する一般相対論の方程式。
- スケール因子
- 宇宙の平均密度
- 曲率パラメータ
- 宇宙定数
銀河の後退速度は距離に比例する。宇宙膨張の証拠。
- 後退速度 (km/s)
- ハッブル定数 (約67-74 km/s/Mpc)
- 距離 (Mpc)
ハッブルの法則から銀河までの距離を求める式。
- 距離
- 後退速度
- ハッブル定数
ハッブル定数の逆数から宇宙の年齢を概算する。
- 宇宙の年齢
- ハッブル定数
宇宙マイクロ波背景放射の完全な黒体スペクトル(T≈2.725K)。
- 放射輝度
- 振動数
- 温度 (約2.725 K)
- プランク定数
- ボルツマン定数
地球軌道における太陽放射の強度。
- 太陽定数